1. HOME
  2. ブログ
  3. 長崎で諫早市柔道協会が世界自閉症啓発デーイベントを実施

長崎で諫早市柔道協会が世界自閉症啓発デーイベントを実施

長崎県諫早市の諫早市柔道協会は、2024年3月31日、世界自閉症啓発デーを記念したイベントを行いました。以下、島原少年柔道クラブの井手拓也先生による実施報告です。

経緯

今回、長崎県の諫早、大村、島原、長崎の4地区のメンバーが集まっています。私がこのイベントをやろうと思った理由は、向井先生や白川先生の活動を知ったこと、そして、多様さを大切にしていたからです。

当日は6つの道場から参加があり、保護者を入れて60名程度が集まりました。知り合いの先生に声をかけて「稽古の一環として来てくださいね」とお伝えして、広く宣伝をしたり、道具をたくさん使ったりすることなく、私たちが負担を感じることなくできるようにして行いました。

当日の内容

内容は前半が遊びと自閉症についての学びです。じゃんけんを使った遊びを行い、参加者は他の参加者を知らない状態なので、個人の体を使った遊び、参加者同士の遊び、最後はグループで協力しながら交流、という流れで進めました。その後、動画を使ったり、白川先生がパワーポイントを使ったりしながら発達障害について学びました。後半は柔道の稽古をするグループ、柔道遊びであるACPをするグループに分かれて行いました。選択肢があることが多様性のために大事だと思います。

実施した感想

ALTの先生や赤ちゃん、柔道をしてない子供も参加していましたが、皆さんの表情が楽しそうだったので良かったと思いました。

多様さを大切にするときポイントがあります。最初に違和感がありますが、段階を踏んで「楽しい」にしていくと解決すると思います。もう1つは1回のイベントだけでうまくいくわけではなく、小さいことを積み上げて大きな活動になるのかなと思います。イベント後には自分が指導する島原少年柔道クラブでも世界自閉症啓発デーの振り返りを行いました。

実施報告(動画)

関連記事

書籍「発達が気になる子が輝く柔道&スポーツの指導法」

書籍「誰一人取り残さない柔道 柔道人口が増える3つの視点」

毎週開催!judo3.0のオンラインイベント

発達障害と柔道の特設サイト