2023年の世界自閉症啓発デー&柔道プロジェクトの概要は以下の通りです。

1. 発達に凸凹のある子供が気軽に参加できる柔道体験イベントの開催

釧路・釧路柔道連盟・柔道体験会 4/2 
苫小牧:尚志館當摩道場:柔道体験会 4/1
神奈川県横浜市・ありんこ練習会・柔道体験会・4/2
新潟県新潟市・白根柔道連盟鳳雛塾・柔道体験会・4/8.9
新潟県長岡市・栃尾柔道倶楽部・柔道体験会(4/16)
長崎県諫早市・楽遊諫早クラブ:柔道体験会・4/2

2.クラブ内での発達障害についての勉強会

栃木県宇都宮市・葵陽塾・勉強会・3/29 
長野県安曇野市・安曇野市柔道クラブ・勉強会(日程調整中)

3.指導者や保護者に向けた発達が気になる子への柔道の指導法ワークショップ

釧路・judo3.0&釧路柔道連盟・指導法の研修・3/19
恵庭:judo3.0&尚志館當摩道場:指導法の研修 3/18
神奈川県横浜市・judo3.0・指導法の研修・3/26
大阪市堺市・judo3.0・指導法の研修・3/26
長崎県諫早市・judo3.0&楽遊諫早クラブ:指導法の研修・3/21

4.発達障害と柔道についての理解を深めるオンラインイベント

2023/1/13(金)10年ぶりの文部省調査「小中学生の8.8%に発達障害の可能性」を読む-酒井重義(judo3.0)
2023/2/17(金)保護者が語る発達凸凹と柔道
2023/3/10(金)なぜ子供の発達に柔道は有効なのか?浦井重信氏(大阪 文武両道の放課後等デイサービスみらいキッズ塾)
2023/4/02(日)世界自閉症啓発デー記念ライブ配信イベント

5.道場からブルー発信

有志の柔道関係者が世界自閉症啓発デーに合わせてブルーをテーマにした投稿をSNS発信をします。

本プロジェクトの狙い

2007年12月18日、国連総会において毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」とすることが決議され、さらに、日本では毎年4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」と定められました。

障害とは、その人にあるのではなく、「社会」にあると言われています。例えば、眼鏡がない社会で視力が低下したら困難に直面しますが、眼鏡があったらそれほど支障はありません。眼鏡がないという社会が障害を生み出したと言えます。同様に、自閉症をはじめとする発達障害について、多くの人々の理解と配慮があったら、発達に凸凹のある子供たちが抱える困難は少なくなります。

「世界自閉症啓発デー」は、この日を祝ったり、啓発活動を行うことを通じて、より多くの人々に自閉症をはじめとする発達障害についての理解を広げ、社会から障害をなくすために定められたものと理解しています。

それでは、発達に凸凹のある子供たちは、いま、各地の柔道クラブや柔道部で笑顔で過ごしているでしょうか。彼ら彼女らにとって、かけがえのない居場所になっているでしょうか。

柔道コミュニティで発達障害への理解と配慮がもっと広がったら、より多くの発達に凸凹のある子供たちが柔道を親しむことができる。私たちは、そのように考えて世界自閉症啓発デーに関するプロジェクトを立ち上げました。

近年の運動と子供の発達に関する研究は、発達に凸凹のある子供たちが運動を必要としていることを明らかにしています。私たちは、一人一人の子供たちに、発達に必要な運動とコミュニティが保障されている生育環境をつくるため、本プロジェクトを通じて、国内に7000以上のクラブを有する柔道コミュニティのインクルーシブ化を目指しています。

本プロジェクトは、①各地域でのイベント(未経験者向けの柔道体験イベント、発達障害についての勉強会、指導者向けの研修会)、②オンライン講座、③ブルー発信、の三つの取り組みから成り立っています。

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