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苫小牧で尚志館當摩道場が世界自閉症啓発デーイベントを実施

北海道苫小牧市の尚志館當摩道場は、2024年3月30日、世界自閉症啓発デーを記念したイベントを行いました。以下、尚志館當摩道場の水見智織先生による実施報告です。

開催の日時等について

苫小牧の尚志館當摩道場で指導者をしています水見と申します。私たちは3月30日土曜日に第2回目となる自閉症啓発イベント「レッツゴー畳パーク」を行いました。定員15名で募集したところ、あっという間に満席となったので急遽2部制にして開催しました。

参加者について

来てくださったのは、昨年の参加者が100%リピーターとして、そして、口コミで集まってくださった方々、合わせて20名以上の子供たちです。あとは「お手伝いしたい」という学生や尚志館當摩道場の道場生、あとは「見学をしたい」という福祉施設の職員の方々にも来ていただいて、賑やかなイベントとなりました。

当日の内容

公園に集まった子供たちが自由に遊ぶというイメージで、プログラムはありますが、基本的には何をしても良く、自分のしたいことをして楽しもうというスタンスで行いました。

遊びの内容は様々ですが、投げ技を体験してみたり、子供たちと近い距離で話をしたり、手遊び、じゃんけんACP、ただ走るというようなシンプルなもの、ちょっとしたコーディネーショントレーニング、道着を着なくてもできる柔道遊びなどを行いますた。

実施した感想

いろんな遊びをしていると、中には自分の興味のあるものが1つはあるようで、それまでフラフープやボール遊びに夢中だった子たちも、気がついたら抑え込み遊びや投げ技遊びに参加していたりしました。自分のしたいことをちゃんとして、自分の興味のあるものに参加して楽しむという雰囲気がとても微笑ましかったです。

そしていつの間にか子供たちの視線が指導者に向いていたり、お互いの距離感が近くなっていたり、最後には膝に座って写真を撮るほど慣れましたが、これは遊びと柔道が融合したからこそのマジックだと思っています。

今回のイベントが子供の居場所作りや柔道の普及に繋がったら嬉しいです。今後とも続けていけたらと思います。

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