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柔道人口が増えて、柔道の文化が変わる具体的な方法を発見か!?受身あそび教室のインパクト

柔道クラブのチラシを配布したり、テレビでオリンピックの柔道が大きく取り上げられたりしても柔道クラブに新しい人があまり来ないという状況、各所であると思います。

コロナ禍で、また、最近まで、まん延防止措置下であったので、柔道に関心がある方々もわざわざ道場に足を運んで、というのはハードルが高い。

地域や道場ごとに状況は大きく異なると思いますが、このような状態の中で、有志とjudo3.0は話し合いを重ねて、発達が気になる子も、そうではない子も、誰しもが道場で身体を動かして楽しみ、かつ、身体を護る技術を習うことができる「受身あそび教室」という新しいンセプトに基づく体験会を創出しました。


世界自閉症啓発デーにあわせて企画し、つい先日、以下の7つの地域で、7つの有志の柔道クラブで実施されました。

北海道・釧路旭町柔道少年団
神奈川・ありんこ練習会
東京・志茂柔道クラブ
静岡・悠紘道場
長野・安曇野市柔道クラブ
三重・芸濃柔道クラブ
長崎・諫早市柔道協会

その結果、1地域あたり、柔道の未経験者が平均4.3名、経験者が平均21.3名、あわせて平均25.8名の皆様にご参加いただきました。

通常の未経験者向けの柔道体験会の場合、集客に苦労しているということをよく耳にします。
コロナ禍で、かつ、直前までまん延防止措置下にあって募集も十分にできなかった地域が多いにもかかわらず、「受身あそび教室」には4~5名の未経験者が道場に来た、ということは大きい意義があると思いました。

さらに、受身あそび教室の参加者を募集するため、これまで声をかけることがなかった福祉・特別支援教育の関係者にもお声がけしています。

「あ、柔道クラブって、運動が苦手な子供、人間関係が苦手な子供も参加できるんだ」
「子供たちに開かれた場所なんだ」

と認識を改めてもらうきっかけになったと思います。


今回は初めての取り組みで、かつ、直前までまん延防止措置下という厳しい状況でしたが、まん延防止措置下ではなく、しっかりご案内できたら、1地域平均10名ぐらいは参加くださるのではないかと思いました。

もし、この「受身」と「柔道遊び」を中核とした受身あそび教室を、例えば、1県あたり10か所、年3回開催したら、1万4100人の未経験の方々が柔道クラブに来ることになります。

しかも、広く国内の一般の人々に「柔道クラブはすべての子供たちに開かれた場所だ」と認識していただく機会になります。

より多くの子供たち、大人たちが柔道と接点を持てるようになって、かつ、インクルーシブさを文化としてもつ柔道コミュニティが生まれる。

皮算用ですが、この7地域での「受身あそび教室」の実践を通じて、そのような希望を持った次第でした。

とはいっても、実施したことで課題もいろいろ見つかったので、振り返りをして意義や課題を整理して、次のステップを考えていきたいと思います(文責:プロジェクトメンバー)。

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